インテル、ファーウェイへの供給許可を米から取得 一部製品で

インテル、ファーウェイへの供給許可を米から取得 一部製品で
 米インテルは、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)に一部製品を引き続き供給する許可を米当局から取得した。写真はインテルのロゴ。テルアビブで昨年12月撮影(2019年 ロイター/Amir Cohen)
[上海 22日 ロイター] - 米インテルは、中国通信機器大手の華為技術(ファーウェイ)[HWT.UL]に一部製品を引き続き供給する許可を米当局から取得した。インテルの広報担当者が22日明らかにした。
ファーウェイを巡っては、米政府による新たな輸出規制が15日に発効した。
中国証券時報は今週、インテルがファーウェイへの供給許可を取得したと報じていた。
中国の半導体受託製造最大手、中芯国際集成電路製造(SMIC)<0981.HK>は先週、ファーウェイへのサービス継続許可を米当局に申請したことを明らかにした。SMICは米国の装置を使ってファーウェイや他社向けに半導体を製造している。
ある関係筋は、韓国の半導体大手SKハイニックス<000660.KS>も米当局に販売許可を申請したが、まだ承認は得られていないと指摘。米国以外の企業が承認を得るのは難しいかもしれないと述べた。SKハイニックスはコメントを控えた。
台湾の半導体メーカー、メディアテック<2454.TW>は先月、ファーウェイに部品供給を継続するための許可を米政府に申請したことを明らかにした。
*内容を追加しました。

私たちの行動規範:トムソン・ロイター「信頼の原則」, opens new tab